西国街道（浜街道）を歩く-1-

2016/12/07
12:00

西国街道、西宮から三宮までに、二つのルートがあります。
大名行列が行き交う本街道と、庶民の足の浜街道です。

先の本街道に続き今日は浜街道を、神戸市東灘区青木から出発しました。
国道43号線近くに、どんな願いも叶えてくれると言われる『青木の東の地蔵尊』です。
筆者は『宝くじがあたりますように』とお願いしました。

魚崎南町の五百池公園に、魚崎町道路元標（一番左）と、
旧・浜街道の道しるべ（三角の自然石）

魚崎郷を紹介するモニュメント。上の公園向かい側にありました。

それぞれの文字の下に、昔の酒蔵の様子をあらわした彫刻がありました。
『魚』には【こしき】、『崎』には【こうじつくり】、『郷』には【もろみ仕込】と。
いずれも、昔の酒造りの代表的な風情です。

五百池公園の南隣には、魚崎八幡宮が。

住吉川と阪神電車・魚崎駅

住吉川の西、魚崎西町に『雀（ささい）の松原』。案内に、
『浜辺の松林であったこのあたりは、古代にはササイの里と呼ばれていた。この地名に【雀（ササイ、鳥の名）】』の字を当てていたのが、【スズメ】と読み替えられ、雀の松原という地名ができた。古来の景勝地で源平盛衰記の中にも山陽沿いの名所として、この地名が記されている。また『雀合戦』の伝説も残っている。